ごめんね、今日は何も持ってないんだ。小雨の神社で胸が締め付けられた朝
今朝は小雨。外勤の日だったので、餌は持たずに家を出た。
いつものキンちゃんなら、雨の日は姿を見せないことが多い。だから今日も会えないだろうと思っていた。
ところが神社の境内を見ると、キンちゃんが静かに寝ている。
私に気づくと、すぐに近寄ってきて頭を何度もグリグリ。いつも以上に体を擦り寄せてくる。その様子からすると、お腹が空いていて「何かちょうだい」と伝えているようにも見えた。
でも、今日は何も持っていない。
傘をさしたまま数分間、一緒に過ごしたものの、餌をあげられない自分が情けなくて仕方がなかった。
この胸の奥にある申し訳なさは、一体何なのだろう。
小雨だから、いつものおじさんが来てくれるかどうかも分からない。キンちゃんの鳴き声に後ろ髪を引かれながら、その場を後にした。
昼過ぎに帰宅すると、真っ先にコンビニへ向かい、チュールを購入。
神社へ行くとキンちゃんはちゃんといて、差し出したチュールに夢中になって食いついてくれた。
「これで許してくれ~、キンちゃん!」
本人はそこまで気にしていなかったのかもしれない。でも、私にとっては朝からずっと心に引っかかっていた出来事だった。
キンちゃん、これに懲りずに長生きしてね汗
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